昨日の問題の答え
2013.12.26
カテゴリ:理科用語
昨日の問題の答え
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。昨日皆さんに出した問題の解説を行います。
問1
- 電熱線の抵抗はいくらかという問題ですが、最初にこれはこのグラフに下図に示すような垂線を引き、縦軸および横軸が交差するときの値を読んでやります。その時の電圧・電流は3V、0.40Aとなります。
- あとはオームの法則より、電圧・抵抗・電流の関係は次のようになるので…
∴V = I・Rより
3.0 = 0.40・Rとなるから、R=3.0/0.40=7.5Ωとなります。
問2
- 電球の電圧・電流の関係から抵抗を求めてみれば、どのように変化しているのかが一目瞭然です。
- グラフのあるポイントの抵抗をピックアップしてみましょう。
Aポイント:R = 1 / 0.26 = 3.8Ω
Bポイント:R = 3 / 0.62 = 4.8Ω
Cポイント:R = 5 / 0.8 = 6.25Ω…というように
- 電圧が増えれば抵抗も増してるので、正解は「ウ:大きくなると大きくなる」となります。
問3
- 問題の回路を流れる電流が0.60Aであるということから、0.60Aの時の電圧をグラフより読み取ります。
- 読み取ると、電球が2.8V、電熱線が4.5Vとなります。そして電熱線および電球にかかる電圧を足すと、電源電圧になるので、電源電圧E=2.8+4.5=7.3Vとなります。
問4
- 電熱線に3Vの電圧がかかっているとき、電球にも3Vの電圧がかかります。なぜかというと、並列回路ではすべての抵抗に電源電圧が加わるからです。これを利用して各々の電流値をグラフから読み取るとこのようになります。
- 読み取ると、0.62A、0.4Aとなります。回路全体に流れる電流は各々の電流の総和になるので、I=0.62+0.40=1.02Aとなります。わかったかな?
本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。