なぜ結晶ができるのか
2013.10.08
カテゴリ:理科用語
なぜ結晶ができるのか
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。本日は「なぜ結晶ができるのか」について解説いたします。
- 皆さんこのようなものを一度は見たことがあると思います。
- 上の写真は食塩(NaCl)の結晶の写真ですが、なぜ食塩はこのような形で存在しているのか、とふと思うことがあるのではないでしょうか。そんな疑問にできる限り簡単に解説してみましょう。
なぜ結晶ができるのか
- 食塩の場合について説明いたします。
- 食塩を水に溶かすと食塩があちこちに移動しているため、この状態では結晶は作ることができません。しかし、温度が下がったり、「水」という溶媒の量が減ってくると、食塩が動ける領域が狭くなるため、溶けきれなくなります。そうすると、食塩が規則正しく集まってきます。
- その結果、食塩を形成しているナトリウム原子と塩素原子が特有の形状に並びます。こうして「食塩の結晶」が形成されるわけです。
- X線を使って食塩の原子配列を調べると、このようになります。
- 小さい球がナトリウム原子、大きい球が塩素原子となります。ナトリウムが塩素の隙間に入り込むという形をとります。ちなみにこのような結晶構造のことを「塩化ナトリウム型結晶構造」といいます。
本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。
コメント
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とっても分かりやすかった(^3^)/
役にたちましたぁ★
ありがとうございます((* ̄▽ ̄*;)
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