本日は冬至です
2014.12.22
カテゴリ:理科用語
本日は冬至です
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。本日の富山県は雪が降り続いています。また、今日は一年の内もっとも昼の長さが短くなる冬至になります。では、冬至について解説いたします。
冬至とは
- 冬至というのは、二十四節季の22番目にあたるもので、昼の長さが最も短くなる時期です。北半球では大体12月20日前後に訪れます。
なぜ冬は昼が短くなるの?
- この図をご覧ください。北半球が冬であるとき、太陽の光は下のほう(南半球)から当たります。これはなぜかというと…地軸が公転面に対し23.4°傾ているからです。
- その結果、この時期に地球から太陽を眺めると、南東側から日が昇り、南西側に日が沈むので、通常より短い経路をたどるのです。だから、一年で最も昼の長さが短くなるのです!
- 木星のように、地軸の傾きがほぼゼロの場合は、まんべんなく太陽の光が当たるので、一年中春分の日や秋分の日のような状況になります。
余談・なぜ冬至の日にかぼちゃを食べるのか
- 皆さん、冬至の日にかぼちゃを食べる風習があるのはご存知ですか?
- これは寺沢大介氏が書いた料理アクションアニメ「ミスター味っ子」にあったものですが、冬至になって太陽の光が弱くなったことを心配した庶民が、太陽とそっくりな形であるかぼちゃを食べて太陽が元気になることを祈ったものが始まりと言われています。
- 皆さんも冬至の日にかぼちゃを食べて元気な体を作ってくださいね!
本日はここまでとします。ご清聴ありがとうございました。