レーザーとは?
2014.11.27
カテゴリ:理科用語
レーザーとは?
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は、「レーザー」について解説いたします。
- 会社でプレゼンを行ったり、学会発表を行ったりするときに必ずと言っていいほどよく使うものですが、レーザーポインタの「レーザー」とはいったい何なのでしょうか?
レーザーは造語
- レーザーというのは、Light Amplification by Stimulated Emission of &deco(b,u,black,,){R}adiation(光の誘導増幅による放射)の頭文字を取って作られた「造語」なのです。
- ちなみに、LASERの「L」を「M」に変えると、MASER(メーザー)となり、「マイクロ波の誘導増幅による放射」という意味になります。これは、電子レンジのマイクロ波照射装置に使われています。
レーザーの原理
- レーザはこのようにして発生させます。
- まず、電子に電圧を加えてエネルギを蓄えさせます。これを励起と言います。
- そうすると、電子が今いる場所からステップアップして1つ上の段に移動します。
- その状態になると、電子は元の位置に戻ろうとするので、それを防ぐために、ある一定の場所に電子をストックさせます。
- 一定量ストックしたら、外部から電子を注入します。
- それが刺激になって、電子は一斉に元の位置に戻ります。(これを電子雪崩という)
その時、余分なエネルギを「光」として放出します。これがレーザー光線になるのです。
- だから、懐中電灯より強力で向きの揃った光が得られるのです。
本日はここまでとします。ご清聴ありがとうございました。