電流と磁界の関係

電流と磁界の関係

  • 皆さんこんにちは。オフィス・宮島です。今回は「電流と磁界の関係について解説いたします。
  • 棒磁石に砂鉄をばらまくと、このようになるのは皆さんご存知ですよね。

磁力線の向き

  • また、銅線(コイル)に電流を流しても磁界が発生することもご存知ですよね。では、なぜコイルに電流を流すと電流が流れるのでしょうか?

導線に電流を流すと磁界が生じる理由

  • その理由について解説いたしましょう。
    まず、一定の電流が流れている場所では、一定時間の電流のわきだしがない、すなわち電流の変化がないということです。
  • この状態でとても小さな長さの銅線(微小区間という)の長さをdsとし、磁界の強さをHとします。dsとHの内積(投影距離と向き:磁界の強さと方向)を計算すると、赤矢印のようになります。計算した接線に沿うように図形を描くと、半径rの円が描けます。さらに矢印の方向に一回りして磁界の強さを計算すると、電流の大きさと一致します。だから、銅線に電流を流すと磁界が発生するわけです。わかるかな?

導線に電流を流すと磁界が生じる理由

本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。

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