金属に電気が流れるのはなぜ?
2013.07.29
カテゴリ:理科用語
金属に電気が流れるのはなぜ?
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は「なぜ金属に電気が流れるのか」について解説いたします。
- 小学校や中学校の理科の実験でこのような回路を作ったことがあると思います。
- 電気回路にて、抵抗あるいは豆電球を接続するときにわに口クリップを使って接続していたと思います。そのわに口クリップは「金属製」だったと思います。
- これを使って電池と抵抗を接続すると、電流が流れます。なぜでしょうか。
- その理由は…導線にあります。先にも述べましたが導線は「金属製」です。金属は最外殻の電子を共有して原子同士が結びついています。これを金属結合といいます。
- そして、導線の両端に電圧が加わると、電子が陰極から陽極に向かって動き出すため電流が流れるのです。
- ちなみに電子が移動する速度は秒速10メートルなのですが、実際は導線をつなぐとすぐ電気が流れます。それはなぜかというと、電子が1つ動くとその1つ前にある電子が押し出されます。押し出された電子がその前にある電子を押し出して…という風に「ところてん方式」で進んでゆくためです。
本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。
コメント
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電子の移動速度
電子は,なんと 1 秒間に 0.1mm 程度しか進まないらしいです。
「電子が移動する速度は秒速10メートル」の記載は誤りかと思います。
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