ドロー系(どろーけい)
ドロー系(どろーけい)
- 画像編集ソフト(お絵かきソフト)の系統の1つ。ベクター系とも呼ばれる。数値計算を用いて曲線を描き、表示する。
- たとえば、画面上に円を作成するとき点ではなく計算式を基にして表示する。(下図参照)
- 上の例の場合、半径をr、中心点の座標を(a,b)とするとこのようにあらわされる。
- 半径がr→r1になった場合、次のようになる。
- 右辺に注目すると、半径が変わっただけである。
これに線の太さや色情報がつくが、これだけで円の情報があらわせる。
- 円の大きさが変化した場合、値は変わるが式が増えるわけではないため、ピクセル(点)のデータを1つずつ保存するより容量が小さくて済む。
- 直線を描くときは、始点と終点を指定し、2点を結べばよい。(下図参照)
- ペイント系画像編集ソフトに比べ高価である。
- 代表的なドロー系ソフトとしては
- Adobe Illustrator
- Inkscape
- coreIDRAW などである。
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